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統一感を出す

なぜか落ち着く部屋や、素敵な雰囲気のお店も、後で考えれば統一感が取れているということに気付きます。
統一感を感じる理由は、壁やら床やらインテリアなど、その空間にある大部分のものに共通性があるからです。
統一感というのは、簡単に言うと、別々なのに共通性によって繋がってまとまったように見える、というような感覚のこと。この共通性というのが大切です。
共通性によって別々のものが連続的に見えて、空間がひとつになったように見えます。
つまり、気になるものが少なくなるので、空間がひとつにまとまって見えて広く感じたり、落ち着いた雰囲気を感じたりします。
色々なものが目に付く部屋というのは、空間を認識する際、意識が途切れ途切れになってしまい、連続性を失って、何個かの小さいな空間のイメージを抱かせてしまいます。
統一感を出して部屋を広く見せるには、それぞれのインテリアに理由として共通性を与えるのが効果的です。

カラーの「トーン」

トーンで共通性を作るのは、結構感覚的なのでやりやすいかと思います。例えば、明るいインテリア、という共通性でまとめていけば、カラーの種類が違っても、統一感を感じることができるでしょう。
また、カラーのトーンは、インテリアなどの素材によってもまとめやすく、ナチュラルな雰囲気にしたいのなら、木製のインテリアでまとめていったりすると、トーンも自然とまとまっていきます。
ただ木製のインテリアは、「木」という共通性をキーワードに、統一感を感じやすくなるので、比較的かんたんだと思うのですが、塩ビやプラスチックタイプのインテリアだと、素材感も違ってくるので、トーンの判別は難しいかもしれません。そんな時は、カラーの種類でまとめる方がやりやすい場合もあります。

焦点を作る

部屋の中に焦点を作りましょう。 これにより、室内の統一感がより引き締まった感じになり、空間がすっきり見えるようになります。
普通に電気をつけているときや、真っ暗な状態より、部屋の中が広く感じられていることと思います。 そういった効果を出す為に、部屋の中に焦点を作っておいて、普段から空間を広く感じられるようにすることが出来ます。
焦点を作るには、部屋の統一感と離れたもの、部屋の中が明るいトーンだったら暗いトーンのもの、青で統一感が出てるなら、暖色形のものといった、まとまった素材の中に、違う素材のインテリアなどを置くなどします。

インテリアの高さ

インテリアのラインとは、個々のインテリアを結んだ線のことです。このインテリアラインがバラバラだと、統一感を失い、インテリアが連続的に見えないため、部屋の印象がうるさかったり、せまかったりと、あまり望まない結果になってしまいます。
そこで、まずは、インテリアの高さのラインを統一しましょう。そうすることで連続性ができて、すっきり広い印象になりますし、高さが揃ったインテリアの上には、新しい空間が出来ます。そこに生活に必要な家電などを配置するのも良いでしょう。
縦横のインテリアのラインをそろえることで、壁との連続性ができて、そのインテリアの上に、家電などが置きやすくなります。
そうやって新しい「建具」みたいな感じでレイアウトすることで、部屋の基礎ができることで、インテリア小物などで自分の個性を乗せやすくなります。

植物を飾る

心を癒します。疲れて帰ったときにそこにあるのを目にするだけで、知らずしらず癒されているものです。1つでも、小さくても、植物を飾ることをおすすめします。
できれば本物のグリーンを飾るのが良いですが、水やりの不安やアレルギーなどのために、室内にはおきたくないと考える人もいるかもしれません。
最近ではハイドロカルチャーなどの、土を使わず虫も付きにくい鉢植えも増えていますので、そういうものから利用してみるのもいいかもしれません。エアプランツもおすすめです。