床のリフォーム
床の素材選びが大変重要となります。リフォーム場所や家族構成、用途、また好みやインテリアの面を考慮して選択をしていくことが大切です。
快適さとして、床は直接座ったり、寝転んだり直接肌に触れますので手触りや肌ざわり足ざわりも注意しなければなりません。また、気候を考えるポイントでは、夏は湿気を吸収し冬場は暖かさを感じる素材を選択することが大切です。
その他、機能的な面では防音性や耐久性、耐水性などを考慮することです。掃除のしやすさや、扱いやすさなど、利用する場所によっては大変重要です。
また、家庭にお年寄りや小さな子供がいる場合は安全面から、素材を選ぶことも大切なことです。
壁のリフォーム
壁材はお部屋の雰囲気を変える重要な存在です。そのため、壁紙を張り替えるだけでかなり部屋のイメージが変わります。壁と、天井や床などとの調和を考えて最もふさわしい壁材を選んでリフォームする方が良いでしょう。
色や素材の見た目だけでなく、機能性のある壁材がありますので、用途に合ったもの選ぶとよいでしょう。
壁のリフォームの際、用途に合わせて、壁材を選ぶことも勿論なのですが、色や素材感で部屋のイメージは随分かわりますので、色・素材は大変重要な要素です。
暖色系のベージュやオレンジを使うと、暖かい印象を与えます。また、食欲をます効果もありますので、ダイニングに使用されることもあります。
ベージュ系は、ベーシックで落ち着いた雰囲気になるといわれます。来客の多い家には、暖色系のコーディネイトがおすすめです。
ブラウンは、落ち着いた印象を与え、さらにダークブラウンは重厚な雰囲気になります。逆に淡いブラウンは優しいイメージを与えます。白は清潔感があります。また、家具やインテリアとの相性が大変良く調和します。パステル色では、女性らしい感じにすることができます。基調になる色をグレー系にすることで、モダンで個性的な雰囲気にできます。
また、壁材選びの際は、ショールームに直接足を運び、全体的な印象を目で感じることやサンプルを取り寄せることで、現物をきちんと確認しておくことが大切です。実際と、写真ではかなり印象が違う場合が多いのです。
天井のリフォーム
天井は床などと異なり、直接肌に触れるわけではない為、、床や壁ほど慎重に選らばない方が多いかもしれません。しかし、天井によって部屋のイメージ、空間ががらりと変わります。また、快適性について追求した場合も、軽視してはいけない箇所になります。
まず、インテア性の目からみた天井のリフォームについてです。天井を暗い色にすると、実際より低く感じられます。その為圧迫感を感じ落ち着けない空間になってしまいます。リビングなどには選ばないほうがよいといえます。逆に寝室向きといえます。
白や明るいベージュにリフォームすれば、空間を高く、広く見せることが可能となります。
部屋の全体的なバランス良いものにする為の基本として、一番暗い色から床→壁→天井の順に明るくすることです。その結果、部屋が広く見えるようになります。
機能性からみた天井のリフォームのポイントとして、知っておくべきことは室内の熱の4分の1が天井から放出されということです。その為、天井の断熱性が優れたものが必要になります。
また、火を使用するキッチンにはによっては防火性が高いもの、テレビや音楽などを鑑賞する部屋には遮音性が高いものを選ぶことをお勧めします。
窓のリフォーム
窓には様々な種類があります。例えばガラスでは、フロートガラスや型板ガラス、合わせガラスなど。
また合わせガラスでは中間膜を厚くしたり、敗れにくいとされているポリカーボネート板を入れることで、防犯性能を向上させることもできます。
合わせ複層ガラスは片側、又は両側に合わせて使用したものになっています。
このガラスはとても断熱性能に優れていることとともに、中間膜を厚くすることやポリカーボネート板を入れるという工夫によってさらに防犯性能も向上させることが可能になっています。
窓枠を取り付けるサッシにもいくつかの種類があり、通常のサッシのほかに、内側にもうひとつサッシを取り付ける二重サッシなどがあります。
このように二重の作りにすることで、断熱性アップや結露防止、防音効果などができるのです。